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「ホイアン日本語インターンシップ ~タツとの長く厳しい生活~」の巻


先ほど、夜の授業が終わり、いつもの屋台チャーハンを腹いっぱい食べた後、

いつものカフェで一息つき、そこのテレビで流れている映画「プレデター」を見て、

「プレデターは、お前さんみたいに、気持ち悪い顔しとんな~、タツよ」と言って横を見ると、

いつもそこにいるはずのタツの姿がなかった・・・。

そうだった、タツは、もう日本へ帰ったのだ。もうホイアンにはいない。

心にぽっかりと穴が空いた僕は、それを埋めるかのように彼との日々を思い出してみた。

カフェ


タツが4月中旬にホイアンに到着してすぐ、

誰しもが体験する洗礼を、受けることとなった。


下痢。下痢。下痢。


おそらく氷が原因であったのだろう。

1週間ほど、よくトイレに駆け込む姿を目にした。

東南アジアに来る日本人であるならば誰もがお腹を壊す。

それは、ベトナムの氷や食べ物におかしなウイルスが入っているからではない。

単純に長く日本に生活し、日本の食べ物に体が慣れてしまっているからだ。

ベトナムに生活するのであれば、ベトナムに適した体を作る必要がある。

体が異なる環境に適応し切れていないから、お腹を壊すだけのことだと僕は思う。

体調を壊し、1週間もすれば、体はその環境に合わせて、細胞を作り始める。

そうすれば、自然とベトナムで生活できる体ができる。

日本だけでなく、どの国でも生活できる体作り、

それこそがグローバル人材(地球人)となるべく第一歩なのかもしれない。

タツじーこ


ベトナム式ボディを作り上げたタツは、その後、本来の能力を余すことなく発揮することとなる。

歌が好きで、オフィスでよく熱唱をしていたタツが突然、

「音楽で国境を越えてみたい!」と言いだした。

そこからが早かった。小中学校で日本の歌を披露すべく、

少しだけギターをかじっていた僕と前職で培った歌唱力を持つタツとで、

日本人の誰もが耳にしたことがあり、きっとベトナムの子供たちの心のどこかに染み渡るであろう曲を選び、

毎週授業の頭で歌っていくことにした。

その様子がこちら↓↓ 2曲続けてどうぞ!!





歌好きのベトナム人にとってしてみれば、授業で歌を聴けることは、

最大の喜びではないかと思う。(まー、歌っている二人は涙が出るほどのド素人だが。。笑)

歌っている僕とタツも発表前日の夜は、よく深夜まで練習をした。

二人でハモれる部分を探し、試しては変え、繰り返し練習することで、

僕たちも次第に想いを込めて、歌えるようになった。

いつも教室で歌い終えた瞬間、

きっと子供たちには想いが届いたとお互いにタツとアイコンタクトをしてたことも今では懐かしい思い出だ。

小学生と


歌もそうだが、日々の授業、なにげない日常の一こまを見ても、

タツは、常に相手を笑顔にする。

子供たち、生徒、カフェのスタッフ、屋台のおっちゃん、在住の日本人、

触れ合う人すべてを楽しい気分にさせてくれる。

それを自然に違和感なくやってのける。

楽しくさせるだけではない。相手を思い遣る。

相手と真剣に向き合い、

自分の問題と同じように解決策を一緒に見つけていこうとする。

中途半端なことは言わずに、覚悟を決め、魂を込めて、言葉を発する。

タツのそのアドバイスに僕の授業もいくらか改善策を見出せた。

日本語に興味を持とうとしない子供たちを

どうやって引き込むか、

日本語を話したいが、伸び悩んでいる生徒を

どうやって伸ばしてあげるか、

僕とVyさんだけでは見えない視点、角度、切り口から助言をくれる。

それは、生徒目線でものごとを捉え、常に生徒を考えているからこそ思いつくアイデアだと思う。

その姿勢を改めて確認することができ、僕自身もとても勉強になった。

観光クラスと

タツが来てから、日本語教育現場の雰囲気がより一層良いものへとなっていった。

そんな日々を過ごす中で、我々にとって、とても大切な日が土曜の朝。

平日の忙しない時間から一旦解放され、心も体も頭もすべてリセットできる場、それがビーチ。

朝早くに市場で買い物する現地人の姿、ビーチまでの田園風景、牛がのんびりと雑草を食べる様子、

ビーチまでの一本道には土曜だからこそ感じられるローカルなホイアンがある。

一本道の果てには、南国の香り漂う常夏のビーチがあり、

そこには、タツおすすめの「Banyan」というお店がゆったりと営業している。

あまりに心地が良すぎた結果、このお店を皆さんに紹介したいという思いが

次第に僕とタツの中で湧いてきた。

その結果、紹介VTRを作ってしまった。

「第二回 ホイアンええやん 夢の楽園編」、どうぞご覧下さい。




そんなこんなであっという間に一ヶ月が過ぎてしまった。

毎日、日本語を教え、ベトナム人学習者と心が通じ合うまで懸命に対話する中で、

時には、迷い悩み。時には、弾け喜び。時には、ふざけ怒られ、と

ここだけでは語り尽くせぬ濃ゆ~い一ヶ月をタツと共に過ごした。


そして、いよいよ別れの5月中旬が来た。。。と思った、しかし次の瞬間!!

「まだ、ホイアンにいるよ。」信じ難い言葉がタツから出た。

「東南アジアを3週間ほど旅をし、その後、またホイアンに1ヶ月ほど滞在するよ」とまで言い放ったのだ。

心の準備をあれでもかこれでもかと調整してきた僕にしてみれば、

この一ヶ月間築き上げた別れのムードを彼の言葉によって一瞬にしてぶち壊されてしまったわけだ。

期待を裏切る。いい意味で。それもなんだかタツらしいな、とすぐに思った。


結局、その後、7月中旬までホイアンに滞在し、

長~~く厳し~~く楽し~~いホイアン延長生活をタツと

過ごさせてもらった。

そして本当の別れを迎えた。

Vyさん涙

Vyさんもいつもふざけ、バカをしてくれるタツがいなくなると悲しくて仕方ないのだろう。

涙ぽろぽろ。。


別れ

最後のコイツの笑顔ったら、もうなんていうか、清清し過ぎるというか、爽快な気分にさせてくれるよ。

逆に、またすぐ帰ってくるのだろう、と安易に思わせてくれるほどのさっぱりした別れだった。それでよかったよ。

日本に帰ってもお前らしく他を圧倒させる突き抜けた生き方を見せてくれよ~~。

また地球のどこかで会いましょ~!

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「ホイアン日本語インターンシップ ~タツとの出会い~」の巻


ホイアン日本語インターンシップ!!

第一期生、タツ君がインターンを終え、無事日本へ帰国した。。。



さて、今、振り返ってみて、このインターンシッププログラムとタツの登場について綴るとしよう。

ホイアンの日本語教育プロジェクトをまかされている僕とベトナム人スタッフのVyさん。

僕、Vy


去年から小中学校と大人向けの日本語クラスを実施してきた。

そして、一年が過ぎ、彼らに僕だけではない様々な日本人と長く時間をともにしてほしい

という思いが湧いてきた。(もちろん、その日限りの多くの日本人旅行者に訪問していただいた)


し日本人である僕が長く彼らと向き合ってきたが、日本人にも色んな日本人がおり、

一人ひとり、外見、話し方、価値観、ユーモアが異なる。

僕のイメージが日本人となっている今、多くの日本人と長く接し、広く日本を捉えてほしい。

それが、日本語学習意欲へとつながり、日本をより理解してもらえるのではないか、

さらには、日本にとどまらず、違う国、文化、人に興味を持ち、一周回ってベトナムを見つめなおすことへと

行き着けばそれは幸せ極まりないものだと考えた。

Vi君とHUY君


また、海外に少しでも興味を持つ日本にいる日本人にとっても、

同じことができると考えた。

日本人にベトナム、ホイアンで日本語教師を体験してもらい、

アジアで働き、アジアの人たちと長く接し、深く理解することで、

アジアを自分の近くにもってくることができる。そして、海外という「海の外」にある遠いものという

イメージを払拭し、より広く世界を見渡す。それは必然的に日本を改めて見ることへとつながっていく。

そんな思いで、企画した「ホイアン日本語教師インターンシップ」に、

4月から1ヶ月間、イケメンの若者が申し込んでくれた。

彼の名前は、タツ、24歳。

タツ顔


彼は、専門学校卒業後、19歳から社会人となり、4年間しっかりと働いた。

その後、「教育」に関心を抱き、日本以外の国がどのような教育をされているのか、

現場に入って、自分の目で見てみたいという思いに駆られ、

仕事をやめ、ヨーロッパへ数ヶ月旅に出る決意をした。

オランダに出向いた彼は、不得意な英語に劣等感を微塵も持たず、

各地の小学校をほとんどノンアポで見学させてもらっていたそうだ。

彼の話によると、とにかく垣根が低いと感じたらしい。

学校だけで子供を育てるのではなく、学校、家族、地域、すべてが教育に関わっている印象を持ったそうだ。

子供が生き生きと学んでいる姿が日本とは大きく違ったと。

具体的なことは彼に直接聞いた方が面白いので、彼に直接聞いてみてほしい。

オランダ生活が1ヶ月経とうとした頃、知り合いを通じて、ちょうどこのインターンを知り、

なぜか遥々遠くオランダからわざわざ申し込んでくれたわけだ。

彼の旅をも遮ってしまうほど、このインターンに魅力を持ってくれたことに感謝している。ありがとう。


ベトナムへ移動し、やっとスタートしたインターンシップ。

タツとの生活は、もう二言でも表せないほど、濃厚でどうしようもないほど楽しい日々だった。

タツが来てくれたおかげで、日本語学習意欲が再び取り戻してくれた生徒もいたし、

タツに会いに来る小学生まで現れるほどとなった。

タツとの濃ゆ~いインターンシップ生活は、次回へお預けということで

次回、「タツとの長く厳しい生活?」の巻をお届けします。乞うご期待あれ!


タツ小学生と
小学生4-1クラスとタツ

タツバスケ
中学生と本気のバスケをするタツ

タツ観光クラスCと
観光日本語クラスとタツ




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jiko1180

Author:jiko1180
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